さて、19時に宴会が始まるのであったが、この時上杉隊の隊長がいないと大騒ぎになったらしい。
かの謙信公のように出奔したのではないかとの憶測も流れていたという(笑)。
実はそれがし、武田方の某隊に塩を送りに行っていたのである。
甲斐の国では塩が取れず、塩止めをされて難儀しているというので塩の入ったもの、すなわち赤穂名物の塩味饅頭(爆)を持っていったのであった。
そして某隊の面々としばし談笑したあと、本陣に戻ったのであった。
本陣に戻って宴会場に行くと誰もまだ箸をつけていなかった。
どうやらそれがしが戻って来るのを待ち構えていたらしい。
それがしと紋次郎殿の音頭で乾杯をし、宴会は始まったのである。
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石和本陣のこの宿の料理は豪勢なことで有名なのだが、実際に目の前にすると何ともすごい。
この料理に使われているのはホロホロ鳥の肉とのことである。
このすき焼きというのが絶品である。
実に柔らかくて美味しいのである。
肉を食べたあとうどんを入れるのであるがこれがまた旨い! |
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以下は宴会の光景である。
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上杉隊の面々
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弾正隊・紋次郎隊
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上杉隊の女性軍団
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紋次郎隊の面々。
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このように和気藹々?(いや、狂乱の宴という説も…)とした宴会が2時間ほど続き、満腹した一同はそれぞれの詰所に引き上げて行ったのである。
それがし共はこのあと、風呂に入ったのであったが、やっと一息ついたと思ったのもつかの間、九州から使者が見えたとの知らせを受け、急いで装束に着替え会見に臨んだのであった。
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紋次郎隊の詰所に行って見るとどこかで見たような顔が(爆)
知らないはずがなかろう。
先の蘭丸祭りでご一緒した惟新殿とあゆみ殿である。
惟新殿は九州博多から、あゆみ殿は羽前秋田から武田の援軍の為に来られていたのである。
特に惟新殿は去年の石和の陣、上越の陣、兼山の陣と度々お会いしており全く地理的な距離を感じさせないのである。
そしてこの1ヶ月後の山中城の陣でもお会いすることになるのである。
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あゆみ殿は昨年の兼山の陣で蘭丸役を演じて以来時代祭りにすっかりはまってしまい、今回も遠路はるばるやってきたのである。今年高3ということで網関連での最年少参加者と思いきや実は2番目だったのである。最年少は無論、我らが碧雲斎殿であった。
しばし歓談をしてしばし厠に行く途中、碧雲斎殿があゆみ殿に捕まっていた(爆)。
何でも彼女が「武士道」と書いてあるTシャツを着た碧雲斎殿も見て興味を持って声をかけたらしい。
我々の時と碧雲斎殿の時とでは態度を一変させたあゆみ殿に受けてしまった。
しきりに「かわいい、かわいい」と言っていた(爆)。
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戻ってきて見ると今度は兜の緒の結び方講習会が開かれていた(爆)。肥前守左馬之助殿は今回自前鎧を着るつもりで持ってきたのであろう。ご自慢の兜を披露していた。
肥前守左馬之助殿:
「ほれ、この様に結ぶのじゃぞ。」
紋次郎殿以下一同:
「ほう、なるほどのう…知らんかったわい。」
しかし翌日は雨の為、彼は折角の甲冑を着ることなく、件の甲冑は鎧櫃の中に眠ったままだったのである。
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さて、それがしもこれをみて対抗心が生じ、一先ず自陣に戻り甲冑を取り出した。
我が隊の一同はそれを興味深げに見ていた。
そして折角だからということで彼らにも試着させ、ここにコスプレ大会が催されたのであった。
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新津殿
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アリス殿
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相模守太郎殿
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Q殿
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という様に隊の面々は思い思いにコスプレを楽しんで頂いたようだった。 |
対決する抜刀斎こと皐殿とアリス殿
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さて、コスプレ大会が一段落したところで軍議をしなければならないということで、まず大将と副将を決める事になった。
本来は幹事のそれがしが大将というところであるが、それがしは自前の鎧があるし、第一敵に暗殺される危険もあるので影武者を決めることとなったのである。
まず最初に大将役を決めるところから始まった。
立候補したKAZU殿、剣豪殿、碧雲斎殿、新津殿で争い、最終的に碧雲斎殿が大将となった。
副将はといえばこちらはじゃんけんではなくそのキャラから新津殿がその役に就いた。
以後碧雲斎殿は「若」、新津殿は「じい」と呼ばれることとなる。
配役が決まったところで、碧雲斎殿改め「若」には甲冑を着てもらい、それがし、「じい」こと新津殿と3人で弾正隊と紋次郎隊を訪ねお披露目を行った。 |
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さて、播磨隊本陣に戻り、改めて軍議を行う。
まずは副将・新津殿の音頭で乾杯し、飲みながら自己紹介と最近自分が思うことなどを語ってもらう。
この時点でもうすでにわざわざ自己紹介も不要なほど互いに打ち解けていたのであったが、この時の軍議で隊士たちの結束はさらに強まるのであった。
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副将の音頭で乾杯!!
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大将の自己紹介
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和気藹々とした雰囲気
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闊達に談笑する大将
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弾正隊の使者・明智光秀殿登場!
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狂乱の騒ぎを冷めた目で見る二人
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戦いの前に早くも精魂尽き討死した隊士(爆)
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楽しい時間はあっという間に過ぎ、その後は紋次郎隊の面々と一緒に温泉に入って語り合う御仁、部屋で雑談をする御仁と思い思いに過ごしたあと、深夜の2時には全員就寝したのであった。 |