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いよいよ、着替えである。
今回我が隊最年少にしていきなり大将役で初陣を飾る碧雲斎殿である。
この時頂いた役は「本庄越前守繁長」(天文8・1539~慶長18・1613)!!
揚北衆にして一度は上杉家から独立を夢見て武田信玄に誼を通じて謙信公に反旗を翻したものの、降伏し、その後は様々な重職を歴任し上杉家の米澤転封後は福島城代を勤めた名将である。 |
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みよ、この勇ましい姿を!
親愛なる将軍と美女軍団…(爆)
おっと、それがしは将軍ではなかった(瀧汗)。
皆、初陣だというのに何とも決まっておる。 |
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新津殿に下知を下すそれがし(爆)。
新津:
「若の守役はそれがしにお任せ下されい。然るべき手柄を立てさせてご覧に入れまするぞ!」
上杉:
「よかろう…、では若のことはその方に任せるぞ。」
新津:
「はっ!!」 |
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さて、武装完了した隊士たちは妻女山の武者溜りに集合する。
かず殿はご自慢の拳法を披露。
その流派は確か北斗神拳だったような…いや、南斗聖拳だったかな?(爆)
朝のうちには小降りだった雨もいつの間にか止んでいてひとまず安心はしていたのだったが… |
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しばし武芸の稽古などしていたが、戦奉行の召集が掛かり我々は一同に整列する。
我が隊の若も奉行の下知を神妙に聞く。
だが…この時の戦奉行の口からは信じられないような言葉が…(驚愕)
戦奉行:
「おのおのがたも知っての通り、ここ石和は武田の故地であるゆえ、我ら上杉軍は絶対に勝ってはなりませぬ。戦いの如何に関わらず負けるのに決まっておるのですぞ。」
其の時、会場のあちこちからは不平・不満の声が聞こえてきたのであった。 |
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この会場には謙信公と使僧・安養院もいた。
御屋形様はこの戦奉行の言葉をどのようなお気持ちで聞いたのであろう乎? |
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解散後、憤懣やるかたない播磨隊の面々。
「なに、我らは武士らしく正々堂々と戦うまでよ」 |
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そして昼食。
女性隊員に対しお○ぐ隊浪人(爆)の某殿が兵法の指南をしている。
流石は歴戦の勇者(笑)。
しかし…
この時は魂が抜けていないのである(爆)。 |
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昼食後、所在無さげにしていた謙信公に対し、一緒に記念撮影をさせて頂く若。
本庄:
「御屋形様、それがしと記念撮影をさせて頂けませぬでしょうか?」
謙信公:
「うむ、苦しゅうないぞ、近う寄れ。これで宜敷いかな?」
若:
「誠に忝のう御座りまする。」 |
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さて、武者溜りに出てみると何と赤備えの武者が2人いた。
「ふはははは!上杉の腰抜け侍ども、せいぜい首を洗って待っておるがよいわ!」
さては我らを挑発しに来たのであろうか?
よく見ると一人は初陣の姫武者である。
何やら桃太郎のような出で立ちだ。
その横に付いている侍女は相当な手練れと見え、油断が出来ない。
あっけに取られてみていると、
「ではまた、戦場で会おう、明智君! ふはははは!!」
と捨て台詞を残し、去って行ったのであった。 |