■2002謙信公祭(其の弐)

さて、一通りリハーサルが終わったところでまずは林泉寺に参ることになった。

しかし、我々は自衛隊のトラックに積まれて現地に向かうことになった。
もしやこれは?!

「戦国自衛隊」だあああー(爆)

しかしこのシチュエーションはなかなか面白い。

炎天下に鎧は確かに暑いのであるが、風が心地よいので気分は頗る宜敷い。


林泉寺に向かう戦国自衛隊(爆) 二枚胴具足を着用したそれがし


林泉寺の門前で車を降り、本堂まで行進する。
実に気分が宜敷い。
まさに謙信公の昔に還ったかの如き気分である。


本堂にて一同は御本尊に戦勝祈願をする。
石和での無念を今晴らさむ(爆)。
(石和の川中島合戦では否応なしに武田方が勝利することになっているから)
将士たちの真剣なまなざしにこの乾坤一擲の合戦に対する思いが読み取れる。

その後御住職のありがたい御説法に一同深い感銘を受ける(爆)。

外の炎天下での拝聴は確かに辛いものがあったがこの時

「安禅必ずしも山水を用いず、心頭滅却すれば火もまた涼し」

との言葉を思い出したのであった。

はて、この言葉は武田家菩提寺恵林寺の快川和尚の御言葉だったような…(瀧汗)


御説法のあと、しばし休憩し、謙信公墓所の前で惟新殿と記念撮影をする。


この後、それがし共は再びトラックに乗り込み、謙信公銅像前に向かう。


銅像前に到着し、ふと見上げると何と謙信公の銅像のそばに武田方の武士が立っておるではないか。

いつの間にやってきたのか分からぬが、恐らく上杉方を霍乱する工作員なのであろう…(爆)

「討ち取るべし!」といきり立つ上杉軍の将兵を睥睨する武士。


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