さて、春日山城の上に着いたところで、我々は休憩ということになった。
銅像前には数件の売店が立ち並んでおり、将士たちは飲料水や氷菓子を買い求めくつろいでいた。
その向こうの春日山神社の境内では武締式が執り行われようとしていた。
見れば錚々たる顔ぶれが並んでいるではないか。 |
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謙信公から宇佐美定行に旗が手渡される場面 |
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同じく柿崎景家に毘沙門の旗が手渡される場面 |
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さて、どのくらい時間が経ったのであろうか。
陣場奉行のほら貝の合図で上杉軍団は出陣となり、威風堂々と春日山城を後にし、大通りを行進した。
途中観客の集まっているところで、「えいえいおー!!」と掛け声を上げ、最初のやる気のなさはどこへやら、士気は否が応にも高まっていくのであった。 |
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そして最初の尋常小学校の近くの広場に着いたところで小休止する。
16時を廻り日が落ち始めているとは云え、やはり暑いことには変わりが無いということで将士たちに飲料水が配布される。
右はそれがしが所属する本庄隊の大将とその家臣たちである。 |
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ふと、敵将・武田信玄を発見。
何故にこのようなところに居るのか?!
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上杉方の兵:「む?!その方は先ほど城に潜入していた者では御座らぬ乎?ここで遭うたが百年目、斬り捨てて呉れむ!」
謎の敵兵:「ふ、見つかってしもうたか、ならば仕方がない。返り討ちにして呉れようぞ。」 |
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上杉兵:「ぎゃあーっ!」
哀れ、兵は謎の赤備えの武士に呆気なく斬り倒されてしまったのであった…(合掌) |
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さて、再び行軍へ。
威風堂々と鬨の声も高らかに進む。 |
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合戦場に到着する。
出店も軒を連ねており、観客も集まって来ている。
この時はまだ空は明るい。 |
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